殺処分ゼロ社会の実現のために

私たちは動物愛護団体の代表者や関係者で発足された基金です。
殺処分ゼロ社会を実現するために、地域で保護猫活動や譲渡活動に奮闘する団体や個人のサポートをしてまいります。

TNR+M活動援助

令和4年度犬猫の殺処分数は11,906頭(環境省ホームページより)で、そのうち猫の殺処分数は全体の約8割と犬に比べると多く9,472頭でした。そして、猫の殺処分数全体のおよそ6割(5,878頭)が生まれたばかりの赤ちゃん猫です。

年々、殺処分数が減ってはいますが、皆さまはその陰で心あるボランティアさんたちの苦しい活動環境の現実があることはご存知ですか?生まれては人の都合で殺されてしまう猫たちの不幸な物語を終わらせるために、金銭的な負担を抱えるボランティアさんたちへ飼い主のいない猫たちの不妊手術をするための活動を支援をします!

フード・物資支援

地域には自分の生活を犠牲にして、過酷な外の環境で暮らす猫たちを守るための活動をつづけている方が沢山います。

高齢、孤独、貧困……まだまだ保護猫活動には優しいとは言えない社会です。

そこで私たちは団体、個人を問わず動物保護活動をつづけている方々にフードやその他物質の支援を実施します。

保護活動教育

TNR+M活動は捕獲し、不妊手術を施し、元いた場所に戻して適正に管理していくことです。近年、気持ちばかりが先行するあまり、管理ができずに猫がまた増えるといったケースや、捕獲器で猫が事故にあうケースなどが全国で頻発しています。このように保護活動を実施するには正しい知識と技術が欠かせません。

猫たちを安全に捕獲して地域に戻すためにも、その後守っていくためにも、ボランティア活動者向けの講習を行なっていきます。

適正飼育啓発

適正飼育ができずに捨てる、虐待する、増やす、保健所に持ち込む……意識や知識が低い人がいることで、沢山の命が犠牲になっています。人と動物がどうしたら幸せに共生していけるのか、適正飼育についてSNSやイベント等で啓発活動を行います。